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【写真提供:JFA】
U-21日本代表、U-23カタール代表と対戦
【日本 2-0 カタール ドバイカップU-23】
ドバイカップU-23の第2戦が現地26日に行われ、サッカーU-21日本代表はU-23カタール代表に2-0で勝利を収めた。
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日本は23日のU-21クロアチア代表戦からスタメンを8人変更。システムは4-2-3-1で、GKに小久保玲央ブライアン、ディフェンスラインに右から半田陸、鈴木海音、木村誠二、加藤聖、中盤ダブルボランチに松木玖生と川﨑颯太、右サイドに甲田英將、左サイドに斉藤光毅、トップ下に荒木遼太郎、1トップに細谷真大が先発起用された。
カタールはA代表経験者も多い1つ上の世代のチームとあって、日本はなかなか思うようにチャンスを作れない。
それでも28分、松木の浮き球パスをペナルティエリア手前で受けた細谷が、相手ディフェンスを引きつけつつ左に展開。完全フリーな状態となった斉藤が左足を振り抜くが、シュートはゴールポストに直撃してしまい先制点とはならない。
ビルドアップでイージーミスの多い日本に対し、カタールは積極的なパスワークでゴールに迫る。38分にはMF モスタファ・タレクの蹴ったフリーキックにDFモハメドエマド・アヤシュが頭で合わせてビッグチャンスを作ったが、至近距離からのシュートを日本のGK小久保がスーパーセーブで弾き出す。結果的にアヤシュのオフサイドと判定されたが、あわやという場面だった。
前半は両者譲らず0-0で折り返したが、後半開始から日本は勢いを強めて相手ゴールに迫っていく。そして53分、ついに均衡が破れた。右サイドに抜け出した細谷からのグラウンダーのクロスを斉藤がゴール前で受け、細かいステップとフェイントでタイミングをずらし、相手DFの股を抜く冷静なシュートでゴールネットを揺らした。
続く56分には甲田が右サイドから抜け出してGKと1対1のチャンスを迎えるも、こぼれ球に詰めた2本目のシュートも含めてA代表招集経験を持つGKサラー・ザカリアに阻まれた。
日本は64分に最初の選手交代。川﨑と甲田に代えてMF山本理仁とMF松村優太を起用し、ボランチと右サイドにフレッシュな選手を入れた。直後の67分、山本はペナルティエリア左角から強烈なミドルシュートを放ち、GKが弾いたボールに細谷が詰められれば追加点という場面を作り出す。
76分には荒木、斉藤、松木を下げてFW藤尾翔太、FW鈴木唯人、MF藤田譲瑠チマを投入。それにともないシステムを4-2-3-1から4-4-2に変更し、藤尾と細谷が2トップを組むことに。鈴木は左サイドに入った。
終盤はカタールがボールを持つ時間が長くなったものの、日本の守備は崩れない。そんな中で86分、相手ディフェンスにクリアされたコーナーキックのこぼれ球に山本が飛び込む。左足で放った強烈なダイビングボレーシュートがゴールネットに突き刺さった。
山本のスーパーゴールで追加点を奪った日本は、2点のリードをしっかりと守って2連勝。29日には順位決定戦でドバイカップU-23での最後の試合に臨む。
【得点者】
53分 1-0 斉藤光毅(日本)
86分 2-0 山本理仁(日本)
【了】