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【写真:Getty Images】
マンチーニ監督の続投は不透明に
ワールドカップ予選で屈辱の敗退に終わったイタリア代表は、かつての“世界一コンビ”に強豪復活を託すことになるのかもしれない。次期代表監督の選定に向けた見通しがイタリアメディアで伝えられている。
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イタリア代表は24日に行われたカタールワールドカップ欧州予選プレーオフ準決勝で北マケドニア代表に敗れて予選敗退。昨年のユーロ2020(欧州選手権)では優勝を飾りながらも、ワールドカップでは2018年の前回ロシア大会に続いて本大会出場を逃すことになってしまった。
当然ながら、ロベルト・マンチーニ監督の去就は不確定となる。代表監督としての契約は次回ワールドカップの行われる2026年まで残しており、イタリアサッカー連盟会長も続投を支持する姿勢を示しているが、退任の可能性もあると見込まれている。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、マンチーニ監督が退任する場合、後任の最有力候補はファビオ・カンナバーロ氏だと伝えている。過去に広州恒大や中国代表などの監督を務めた同氏は、昨年9月に広州監督を退任して以来フリーとなっている。
カンナバーロ氏が代表監督に就任するのであれば、同氏と繋がりの強いマルチェロ・リッピ氏が“総監督”的な役職を務めるとも予想されている。イタリア代表が最後にワールドカップ優勝を飾った2006年大会でそれぞれキャプテンと監督を務めていたコンビだ。
カンナバーロ氏以外では、ミランやナポリなどの元監督であるジェンナーロ・ガットゥーゾ氏、シャフタール・ドネツク現監督であるロベルト・デ・ゼルビ氏も新監督候補だという。マンチーニ監督が退任するのであれば、現時点ではこの3人以外が新監督に就く可能性はないと『ガゼッタ』は伝えている。
【了】