レアル・マドリード最新ニュース
【写真:Getty Images】
レアルで苦戦、ウェールズ代表では活躍のベイル
レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルは、スペインメディアにより「寄生虫」と呼ばれた批判記事に対して反論を繰り出した。自身の公式SNSでメッセージを発信している。
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ベイルは24日に行われたカタールワールドカップ欧州予選プレーオフ準決勝のオーストリア代表戦でチームの2得点両方を挙げる活躍。エースにけん引され2-1の勝利を収めたウェールズは64年ぶりとなるワールドカップ本大会出場まであと1勝に迫った。
だが一方でベイルは、所属するマドリーではほとんど出場機会のない状態が続いている。先週末のバルセロナ戦をコンディション不良で欠場しながらも代表に合流すれば大活躍を見せたベイルに対し、スペイン紙『マルカ』は「クラブから金を吸い取っている」「寄生虫」と表現して厳しく批判していた。
これに対しベイルは、「マルカの抽象的、軽蔑的、憶測的なジャーナリズム」と強く反論。メディアの報道姿勢に疑問を呈し、問題提起を通してそれを変えていきたいというメッセージを発した。
「メディアはプロアスリートに対して超人的なパフォーマンスを期待している。結果を出した時には一緒になって真っ先に祝福するが、アスリートがほんのちょっとした人間的なミスを犯せば同情するのではなく袋叩きにし、ファンに向けて怒りと失望を煽る」とベイルは綴っている。
「非現実的な期待に応えられなかった者たちへの世論の反応や批判のあり方を変えていきたい」とベイル。最後に「誰が本当の寄生虫なのか、僕ら全員が知っている!」とメッセージを締めくくっている。
【了】