FW：アンテ・レビッチ（クロアチア代表）

生年月日：1993年9月21日
契約期間：2025年6月30日まで
21/22リーグ戦成績：18試合2得点2アシスト
21/22欧州CL成績：2試合1得点0アシスト
21/22カップ戦成績：3試合0得点0アシスト

　ミランへやって来たのは2019年9月のこと。最初は期限付き加入だったが、2019/20シーズン後半戦に大量得点を奪ったことで、同シーズン終了後に完全移籍を掴み取ることになった。昨季も主力として活躍し、セリエAでは11ゴールをマークするなど、ミランの8シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に大きく貢献していた。

　しかし、在籍3年目となった今季は逆風が吹いている。シーズン序盤はレギュラーとして奮闘していたものの、10月に行われた第7節エラス・ヴェローナ戦で負傷。その後復帰を果たすも、第12節インテル戦で再び負傷し、今度は約2ヶ月の離脱を強いられてしまった。これで完全にリズムが狂ったのか、復帰後はなかなかパフォーマンスレベルが上がらず。今では完全なベンチ要員になっている。

　左サイドはラファエル・レオンが好調で、ワントップもオリビエ・ジルーが良い働きを見せているため、ここからは再びスタメン奪取を目指すのはかなり難しい。今月には、北マケドニア代表MFエリフ・エルマスを獲得するために、ミランからナポリへ差し出されるのではないかという噂も報道された。いずれにしても、このままではミランでの将来が危ういのは確かだ。