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21/22シーズンも佳境に差し掛かり、来シーズンに向けた補強や契約の話題も増えてきた。現在ミランに在籍している選手の中で、立場が危うい選手は誰なのか。今回は、この夏に契約満了を迎える選手を除き、放出候補となり得る5選手をピックアップして紹介する。※データは『transfermarkt』を参照
MF:サム・カスティジェホ(スペイン)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年1月18日
契約期間:2023年6月30日まで
21/22リーグ戦成績:5試合0得点2アシスト
21/22欧州CL成績:0試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:0試合0得点0アシスト
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ミラン在籍4シーズン目を迎えたサム・カスティジェホは、かなり厳しい状況に置かれている。現在の立場はジュニオール・メシアス、アレクシス・サレマーカーズに次ぐ右サイドの3番手であり、今季ここまで公式戦出場はわずか5試合に留まっているなど、事実上ステファノ・ピオーリ監督の構想外となっているのだ。残り少ないシーズンで、この現状を打破できる可能性はほぼないだろう。
カスティジェホは昨夏の移籍市場でも売りに出されており、いくつかのローンオファーも届いていたようだが、これを全て拒否。今冬にもサンプドリアからレンタル獲得の打診があったが、再びこれを拒んでいるなど、しぶとくミランに生き残ってきた。しかし、次の夏ではそうはいかないだろう。契約が残り1年となるタイミングで、クラブ側が売却を急ぐことは目に見えている。
今季のセリエA第8節エラス・ヴェローナ戦で途中出場から2アシストを記録し、逆転勝利の立役者となったカスティジェホは、試合終了後に人目を憚らず涙を流した。このようにミランへの愛は誰よりも強く、それが上記のオファー拒否にも繋がっているのだが、やはり戦力になっていない以上はクラブを離れる決断をしなければならない。冒険の終わりは近そうだ。