日本代表DF陣の脅威になり得るFWとは?
「ウルグアイ人のブルーノ・フォルナローリは過去6~7年間のAリーグで最高のストライカーの一人だった。素晴らしい得点記録を残している。最近オーストラリア国籍を取得し、代表チームに初招集された。信じられないほど危険な選手だ。押し込むこともできるし、強烈なミドルも決めるし、FKからも点が取れる。ゴールに背を向けてプレーすることもできる。何でもやれる選手だ。ピッチ上で全力を尽くし、勝つためには汚い仕事も厭わない」
小さな希望であることは認めながらも、オーストラリアが逆転で予選突破を勝ち取ることもまだ決して不可能ではないとウィリアムズ氏は考えている。
「予選の公式戦では、オーストラリアはホームで非常に良い結果を残してきた。少なくとも最終戦まで持ち込めれば、という希望がある。オーストラリアがAFCに加盟して以来、日本代表はオーストラリアでの試合に勝ったことはない。その点ではある程度自信を持って戦える。とはいえ、現実的にはかすかな期待だ。プレーオフで勝負しなければならないというのが大方の予想ではある」
もちろん日本代表としても、最終的にはそうなることを願っているだろう。だが昨年の対戦でサッカールーズに食らわせたような手痛い一撃で反撃されないとも限らない。最後まで気を抜かず警戒しなければならない。
(取材・文:ショーン・キャロル)
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