FW:ロベルト・フィルミーノ(ブラジル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年10月2日
契約期間:2023年6月30日まで
21/22リーグ戦成績:16試合5得点3アシスト
21/22欧州CL成績:4試合3得点0アシスト
21/22FA杯成績:3試合1得点0アシスト
21/22リーグ杯成績:3試合0得点1アシスト
15/16シーズン、ロベルト・フィルミーノは低迷していたリバプールにやってきた。シーズン序盤は右ウイングでの出場が主だったが、2015年10月にユルゲン・クロップ監督が就任すると、CFやトップ下でプレー。攻撃の起点となり、同シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝進出の原動力となった。
そして2016年にサディオ・マネ、2017年にモハメド・サラーが加入すると、当時世界最強ともいえる3トップを結成した。中央に入ったフィルミーノは、並外れたテクニックと創造性で試合のあらゆる場面に関与し、新たな9番として役割を確立。チームの中核を担う活躍をみせ、18/19シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)制覇、19/20シーズンにはリバプールを30年ぶりのプレミアリーグ優勝に導いた。
しかし、2020年にディオゴ・ジョタが加入。さらに、今冬にルイス・ディアスが加入したことで、出場機会は減少している。今季は負傷離脱を重ねていることもあるが、サラー、マネ、ディアスの新たな3トップが定着しつつある。3月16日に行われた第27節のアーセナル戦では途中出場から得点を決めているが、このまま出場機会が増えなければ、同選手は新天地を探すことになるだろう。