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Jリーグ 3年前

ヴィッセル神戸に推薦したいフリー監督5人。元バルセロナ、W杯優勝、世界一の名手も現在は無所属

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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ヴィッセル神戸は20日、三浦淳寛監督との契約を同日付で解除したことを発表した。昨季はAFCチャンピオンズリーグ準決勝進出、リーグ戦3位とクラブ史上最高成績を収めたが、今季は調子が上がらず、リーグ戦では4分3敗と苦しんでいた。内部からの昇格も報じられているが、フアン・マヌエル・リージョやトルステン・フィンクのように欧州で実績のある監督を連れてくることはあるのか。今回は、欧州での実績も豊富で、現在無所属の外国人監督5人を紹介する。


キケ・セティエン(スペイン出身)

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【写真:Getty Images】

キケ・セティエン(スペイン出身)
生年月日:1958年9月27日(63歳)
これまで率いた主なクラブ:バルセロナ、ベティス


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 前指揮官がスポーツダイレクターとして進めてきた改革は道半ばで終えることとなったが、スペインでの実績豊富なこの老将であれば引き継ぐことができるのではないだろうか。ヨハン・クライフの信奉者として知られるキケ・セティエンはスペイン1部、2部合わせて300を超える試合で指揮を執ってきた。

 1986年のメキシコワールドカップにスペイン代表として出場したセティエンは、6年間率いたCDルーゴをセグンダB(実質3部)からラ・リーガ2(2部)に引き上げた。15/16シーズンからはラス・パルマスを2年間率い、17/18シーズンに就任したベティスを6位へと導き、翌シーズンは乾貴士をチームに加えている。

 18/19シーズン限りでベティスの監督を退任したセティエンは、翌年1月にバルセロナの監督に就任する。しかし、ロッカールームの信頼を得ることができず、シーズン終了とともにチームを去った。スペイン紙『マルカ』が伝えたところによると、本人は「もう二度とチームを指揮することはない」と監督業からの引退を示唆したが、20年近くにわたってスペインで指揮を執ってきた指揮官が日本にやってくることはないのだろうか。

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