ガブリエル・バティストゥータ
【写真:Getty Images】
生年月日:1969年2月1日
代表通算成績:78試合54得点
代表での活動時期:1991-2002
アルゼンチン代表でゴールを量産したレジェンドが、ガブリエル・バティストゥータだ。54得点は同国史上2位の数字である。
1991年にアルゼンチン代表デビューを飾ったバティストゥータは、いきなり類い稀なゴールセンスを見せつけた。この年のコパ・アメリカで6ゴールを挙げて得点王になり、アルゼンチン代表を優勝に導いている。その後1995年のコパ・アメリカでも得点王になった。1998年のワールドカップでは、得点ランキングで2位タイの5得点。日本代表が初めてワールドカップで失点を許したのがバティストゥータだった。
78試合出場で55得点は、かなりのハイペースだ。代表で歴代最多ゴールを決めているリオネル・メッシが158試合で80得点。バティストゥータはこれを上回るペースでゴールを記録していたことになる。ワールドカップでは特に勝負強さが光っており、12試合で10ゴールを記録した。