ロイ・キーン&ポール・スコールズ
【写真:Getty Images】
MF:ロイ・キーン(元アイルランド代表)
生年月日:1971年8月10日
在籍期間:1993年7月~2005年11月
通算成績:480試合51得点36アシスト
MF:ポール・スコールズ(元イングランド代表)
生年月日:1974年11月16日
在籍期間:1994年7月~2011年6月、2012年1月~2013年6月
通算成績:718試合155得点74アシスト
マンチェスター・ユナイテッドの長い歴史において最高の2ボランチと称されるのがロイ・キーンとポール・スコールズのコンビだ。両者は1998/99シーズンより4-4-2の2ボランチでコンビを組むことが増えた。
共に無尽蔵なスタミナと豊富な運動量でピッチを駆け回り中盤を支配した。激しいタックルやカバーリングを得意としていたキーンはどちらかというと守備的な選手で、抜群のテクニックと強烈なミドルシュートを得意とするスコールズはより攻撃面で持ち味を発揮した。
攻守のバランスが取れていた2人は、1998/99シーズンからのプレミアリーグ3連覇や1998/99シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝(キーンは累積で決勝を欠場)など数々のタイトル獲得に大きく貢献。21世紀以降も2人は中盤でコンビを組み、キーンが退団する2005年11月までの多くの試合で共闘した。