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【写真:Getty Images】
アルテム・ジューバがロシア代表参加せず
ロシア代表のキャプテンも務めるゼニト・サンクトペテルブルクのFWアルテム・ジューバは、ウクライナとの戦争の影響により代表チームへの招集を辞退したようだ。ヴァレリー・カルピン監督が明らかにしている。
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ロシア軍のウクライナ侵攻を受けてサッカー界からの“締め出し”を受け、今月開催が予定されていたカタールワールドカップ欧州予選プレーオフも中止されたロシア代表。だが試合を行う見通しが立たない状況の中、モスクワに選手たちを集めてのトレーニングキャンプを予定している。
ロシア代表の歴代最多得点記録保持者でもあるジューバも、昨年夏のユーロ2020(欧州選手権)以来となる招集を受けることが見込まれていた。だがロシアサッカー連合が公式ウェブサイトで伝えたカルピン監督のインタビューによれば、同選手はウクライナ情勢を理由に代表合流を断念したとのことだ。
「日曜日に電話で話をした。彼はぜひとも代表チームでプレーしたがっているが、ウクライナに多くの親族もいて難しい状況にある。家庭の理由により招集に応じられないことを謝っていた」と監督は語っている。
ジューバはロシア軍の侵攻後に、エバートンのウクライナ代表DFヴィタリー・ミコレンコとSNS上で衝突したことも話題となった。ロシアのサッカー選手らが戦争に対して「沈黙」していることを非難したミコレンコに対し、ジューバは「戦争は恐ろしいものだ」としながらも、「スポーツは政治から切り離されるべきだ」と主張していた。
【了】