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ヴィッセル神戸もプレーオフ突破

　AFCチャンピオンズリーグ（ACL）予選プレーオフの3試合が15日に開催され、ヴィッセル神戸など3チームがグループステージ進出を決めた。東地区の本大会出場チームが出揃い、組み合わせも確定している。

　神戸はオーストラリアのメルボルン・ビクトリーとホームで対戦。激しくゴールを奪い合った死闘は3-3で延長戦に突入し、最後はリンコンの勝ち越しゴールを守り切った神戸が4-3でメルボルンを振り切ってプレーオフ突破を果たした。

　蔚山現代（韓国）対ポートFC（タイ）のプレーオフは、元浦和レッズのFWレオナルドのPKゴールなどで蔚山が3-0の勝利。蔚山のMF天野純も先発フル出場でプレーオフ突破に貢献している。

　石井正忠監督率いるブリーラム・ユナイテッド（タイ）は大邱FC（韓国）とアウェイで対戦。0-0で延長戦にもつれ込み、119分にブリーラムが先制したが、直後に追いついた大邱がPK戦を制して勝ち進んだ。大邱のDF鈴木圭太は延長途中から交代出場している。

　プレーオフを勝ち抜いた神戸はグループステージJ組に入り、上海海港（中国）、チェンライ・ユナイテッド（タイ）、傑志（香港）と対戦。蔚山は川崎フロンターレ、広州FC（中国）、ジョホール・ダルル・タクジム（マレーシア）の待つグループIに入る。

　大邱はグループFに入り、浦和、山東泰山（中国）、ライオン・シティ・セイラーズ（シンガポール）と対戦する。横浜F・マリノスのグループHには、先週プレーオフ突破を決めたシドニーFC（オーストラリア）が入ることが決定している。

　ACLグループステージ、東地区5グループの組み合わせは以下の通り。グループステージは4月中旬から下旬にかけて集中開催が予定されている。

▽グループF
山東泰山（中国）
浦和レッズ（日本）
ライオン・シティ・セイラーズ（シンガポール）
大邱FC（韓国）

▽グループG
BGパトゥム・ユナイテッド（タイ）
全南ドラゴンズ（韓国）
ユナイテッド・シティ（フィリピン）
メルボルン・シティ（オーストラリア）

▽グループH
全北現代（韓国）
横浜F・マリノス（日本）
ホアンアイン・ザライ（ベトナム）
シドニーFC（オーストラリア）

▽グループI
川崎フロンターレ（日本）
広州FC（中国）
ジョホール・ダルル・タクジム（マレーシア）
蔚山現代（韓国）

▽グループJ
上海海港（中国）
チェンライ・ユナイテッド（タイ）
傑志（香港）
ヴィッセル神戸（日本）

【了】