セルティック(古橋亨梧・旗手怜央・前田大然・井手口陽介)最新ニュース
セルティックは現地14日、スコティッシュ・カップ準々決勝でダンディー・ユナイテッドに3-0の快勝。準決勝では宿敵レンジャーズと対戦することになった。チームが好調な一方で、先発出場したセルティックのMF旗手怜央はハーフタイムで交代に。危険なタックルであわや一発退場という場面もあり、今後への不安を感じさせるパフォーマンスに終始した。(文:舩木渉)
あわや一発レッド。旗手怜央が危険なタックル
セルティックがタイトル獲得にまた1つ近づいた。
【今シーズンのプレミアリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。4月17日まで初回1ヶ月無料お試し実施中】
現地14日にスコティッシュ・カップ準々決勝が行われ、ダンディー・ユナイテッドに3-0で快勝。主将のカラム・マクレガーが1得点、長身FWゲオルギオス・ジャコマキスが2得点を挙げてセルティックに勝利をもたらした。
チームが勝ち進んだ一方で、心配なのはMF旗手怜央の状態だ。怪我をしたわけではない。だが、4-3-3のインサイドハーフとして先発出場した背番号41の日本代表MFはハーフタイムでオーストラリア代表MFトム・ロギッチと交代させられてしまった。
前半にはあわや一発退場という危険なプレーもあった。30分、相手がセルティックの左サイドへボールを展開すると、旗手は猛然とカバーリングに向かう。そして、MFキーラン・フリーマンの足もとへパスが渡った瞬間に思い切りスライディングした。
ジョン・ビートン主審は旗手にイエローカードを提示したが、足裏を見せての激しいタックルにレッドカードが出てもおかしくなかった。VARが導入されている試合であれば、判定が覆ってもおかしくないだろう。フリーマンが接触する寸前でジャンプし、うまくかわしてくれたが、衝突していたら大怪我の可能性もあった。
地元テレビ局『プレミアスポーツ』で解説を務めていたセルティックOBのクリス・サットン氏は「別の審判だったらレッドカードだったかもしれない。旗手は少し幸運だった。彼はタックルにチャレンジし、相手が足を引いてくれたからイエローカードでちょうどいいかもしれないが、それでもやはり幸運だろう」と旗手のプレーの危なさを指摘する。
同席していた元スコットランド代表のマイケル・スチュワート氏も「彼は幸運だった」とサットン氏の見解に同意する。そして次のように続けた。
「ダンディー・ユナイテッド側から見ると、なぜあのプレーがレッドカードでないのか疑問に思うだろう」