アンドレア・ピルロ&ポール・ポグバ
【写真:Getty Images】
MF:アンドレア・ピルロ(元イタリア代表)
生年月日:1979年3月14日
在籍期間:2011年7月~2015年7月
通算成績:164試合19得点38アシスト
MF:ポール・ポグバ(フランス代表)
生年月日:1993年3月15日
在籍期間:2012年7月~2016年8月
通算成績:178試合34得点40アシスト
2000年代はミラノ勢の台頭によりユベントスは長らくタイトルから遠のいていたが、アントニオ・コンテが監督に就任した2011/12シーズンより国内タイトルを総ナメするようになった。この頃に際立った活躍を披露していたのがアンドレア・ピルロとポール・ポグバの中盤だ。
驚くべきは、ユベントスがこの2選手を獲得するために1ユーロも移籍金を支払っていないということだ。ピルロは11年夏にACミランから、ポグバは12年夏にマンチェスター・ユナイテッドからそれぞれフリー移籍でユベントスに加入している。
試合をコントロール役割が求められていたピルロがアンカーに入り、より攻撃的な役割を担っていたポグバはその1列前でプレー。当時、20歳前後だったポグバにとってピルロのプレーはとても参考になるものだったそうで、後にインタビューで「ピルロから多くのことを学ぶことができた」と語っている。ユベントス在籍時にポグバが凄まじいスピードでワールドクラスのMFへと成長した過程にはピルロの存在があったからなのかもしれない。