カルロス・テベス&アルバロ・モラタ
【写真:Getty Images】
FW:カルロス・テベス(元アルゼンチン代表)
生年月日:1984年2月5日
在籍期間:2013年7月~2015年7月
通算成績:96試合50得点19アシスト
FW:アルバロ・モラタ(スペイン代表)
生年月日:1992年10月23日
在籍期間:2014年7月~2016年7月、2020年9月~
通算成績:175試合58得点37アシスト
アレッサンドロ・デル・ピエロが着用していた背番号10を継承したカルロス・テベスはユベントスに2年しか在籍していないが、そのインパクトは絶大だった。公式戦96試合で50ゴールを記録しており、彼のキャリアで最もハイペースで得点を量産した期間となっている。
テベスがユベントス2年目となった2014/15シーズンに2トップでコンビを組んだのがレアル・マドリードから加入したアルバロ・モラタだ。モラタはゴールを量産するタイプではないが、周りの選手を活かすのが得意な選手であり、テベスとの2トップは相性抜群だった。
特にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での彼ら2人の活躍は際立っていた。決勝トーナメント以降にユベントスは10ゴールを記録するのだが、そのうち3ゴールがテベス、5ゴールがモラタによるものだった。結果は準優勝だったが、この2トップの大活躍によりユベントスは12シーズンぶりにCL決勝の舞台へと返り咲いた。