1位:ジェイミー・キャラガー(元イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1978年1月28日
在籍期間:1996年7月~2013年7月
通算成績:737試合4得点18アシスト
イエローカード:91枚
レッドカード:3枚
リバプール史上最高の守備職人と言っても過言ではないだろう。アカデミーで育ち、1996/97シーズンにトップチームデビュー。そこから現役を引退するまで、一度もリバプールを離れることはなかった。公式戦通算出場数は「737」にも積み上がっており、下部組織時代からの親友であるスティーブン・ジェラードらを抑えクラブ歴代2位につけている。
スピードや足元のテクニックは凡庸だったが、フィジカルの強さはピカイチ。それに加え負けず嫌いな性格の持ち主でもあるので、相手ストライカーを潰しにいくときの迫力にはかなりのものがあった。そうしたプレースタイルもあって、リバプールではクラブ史上最多となる91枚のイエローカードを提示されている。ただ、爆発的に多い数とは言えないだろう。
一発レッドカードを提示されたのは1999年のプレミアリーグ第25節チャールトン戦、2002年のFAカップ4回戦アーセナル戦、2009年のプレミアリーグ第11節フルアム戦の3回のみとなっている。ちなみにリバプールで737試合もこなした元イングランド代表DFだが、1試合でイエローカード2枚受けて退場したことは1回もなかった。
【了】