2位:スティーブン・ジェラード(元イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1980年5月30日
在籍期間:1998年8月~2017年1月
通算成績:710試合186得点150アシスト
イエローカード:84枚
レッドカード:4枚
誰もが認めるリバプールのレジェンドだ。同クラブのアカデミー出身で、1998/99シーズンにトップチームデビューを飾ると、以降17年間に渡り赤いユニフォームを着続けることになった。公式戦通算710試合出場はクラブ歴代3位の成績で、186得点も同3位の数字。アシスト数は錚々たるメンバーを抑えてリバプール史上最多となる「150」を記録することになった。
ネットをぶち破るような爽快なミドルシュートが最大の武器で、引退するまでいくつもの印象的なゴールを奪ってきた。また、一気に局面を変えるようなロングパスやドリブルも、自慢のストロングポイントの一つだった。もちろんその凄さは攻撃面だけでなく、守備面にもある。非凡なフィジカルを持っており、アグレッシブかつ粘り強い。まさに隙が見当たらない、最高のMFだった。
そんなスティーブン・ジェラードはリバプール在籍中に84枚のイエローカードを提示されている。とくに若い頃は荒々しいプレーに走ることがしばしばあった。一発レッドカードは4枚貰っている。これはリバプール史上最多の数字だ。ちなみに退場数自体は7回となっていて、これもクラブ史上最多ということに。それだけ長く活躍した証と言えるだろう。