3位:ルーカス・レイバ(元ブラジル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1987年1月9日
在籍期間:2007年7月~2017年7月
通算成績:346試合7得点21アシスト
イエローカード:68枚
レッドカード:0枚
グレミオで頭角を現したルーカス・レイバは、2007年に20歳という若さでリバプールに加入。当初は批判を浴びることも多かったが、徐々に存在感を強め、2010/11シーズンにはクラブの年間最優秀選手に選ばれている。最終的にリバプールでは10年間プレーすることになり、公式戦346試合に出場。南米国籍選手としてはクラブ史上最多の成績となっている。
グレミオでは攻撃的な役割を担っていたルーカスだが、リバプールでは“守備の選手”というイメージが定着した。豊富なスタミナを使ってとにかく献身的に動き、チームの為に積極果敢にタックルを仕掛けにいく。そのディフェンス力を買われ、とくにブレンダン・ロジャース監督の元では試合終盤の守備固め要員として重宝されていた。
ただ、献身的すぎるゆえにヒヤヒヤするようなファウルも多く、かつてアーセン・ヴェンゲル監督に「彼のそういった態度は感心できない」と苦言を呈されたこともあった。リバプールでは意外にも一発退場なし、イエローカード2枚での退場は2回と少なかったが、判定に救われた部分が多々あったのは事実である。