フィリッポ・インザーギ&アンドレア・ピルロ
【写真:Getty Images】
FW:フィリッポ・インザーギ(元イタリア代表)
生年月日:1973年8月9日
在籍期間:2001年7月~2012年7月
通算成績:300試合126得点34アシスト
MF:アンドレア・ピルロ(元イタリア代表)
生年月日:1979年5月19日
在籍期間:2001年7月~2011年7月
通算成績:401試合41得点70アシスト
カルロ・アンチェロッティ政権下のACミランのホットラインと言えば、フィリッポ・インザーギとアンドレア・ピルロだろう。同時期にミランへやってきたこの2人は、これぞ理想形とも言える連係でチームを牽引した。
ラインブレイカーのインザーギと、パスの名手であるピルロの相性は抜群。ピルロがどこからでも高精度のパスを配球でき、インザーギは常に相手の背後を狙っていたため、このホットラインは90分通して常に相手DFの脅威となっていた。
また、ペナルティーエリア手前のFKでもこのホットラインは健在だ。スクデット(セリエA優勝)を獲得した03/04シーズン第5節のミラノダービーでは、ピルロの蹴ったシュートをゴール直前でコースを変えて決めている。さらに、06/07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦のリバプール戦でも同じ形で先制点を奪取と、重要な試合ではこの2人の活躍が光っていた。
【了】