2位：ロビー・ファウラー（元イングランド代表）

在籍期間：93年夏～01年冬、06年冬～07年夏
クラブ通算成績：369試合183得点
代表通算成績：26試合7得点

　リバプールサポーターからは”ゴッド”と称されたロビー・ファウラーが2位にランクイン。地元リバプール下部組織出身で2001年にリーズ・ユナイテッドへ移籍。2003年～2006年までマンチェスター・シティでプレーし、2006年1月にリバプール復帰となった。

　リバプールでは通算183得点を記録したファウラーは数々のトラブルを起こした。ピッチ上でスパイクを投げたり、コカインを吸う真似のゴールパフォーマンス、さらには喧嘩騒動など問題行動が目立っていた。

　そんな“悪童”ファウラーだが、ある試合ではペナルティエリア内でPKのチャンスを得た際、同選手は自ら審判に「ファールではない」と申告。自らPKを取り下げ、フットボールファンから称賛された。“悪童”と言われるが、そんなどこか憎めないところがリバプールファンから愛される理由の一つだろう。

　キャリア終盤はオーストラリアやタイでプレー。イングランド代表としてもプレーしていたファウラーは1998年に行われたフランスワールドカップのメンバーからは落選。だがリーズでの活躍が認められ、2002年の日韓ワールドカップに臨むイングランド代表メンバーに選出。決勝トーナメント一回戦デンマーク代表戦でワールドカップ初出場を果たした。