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セリエA 3年前

ミラン、史上最強の潰し屋は誰だ? 警告&退場数ランキング1~5位。名だたるレジェンドの中でトップに立ったのは?

シリーズ:歴代カード枚数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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イタリアが誇る名門ACミランでは、数え切れぬほどの選手たちがプレーしてきた。その中で、最も多くカードを提示されてきたのは誰なのか。今回は、ミランの“カードコレクター”たちをランキング形式で紹介する。(レッドカードは一発退場のケースのみを換算。イエローカード+レッドカードの合計枚数をランキング化し、並んだ場合はレッドカードが多い方を上位とする。データは3月8日時点の『tramsfermarkt』を参照)


5位:フランコ・バレージ(元イタリア代表)

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【写真:Getty Images】

生年月日:1960年5月8日
在籍期間:1978年4月~1997年6月
通算成績:719試合33得点24アシスト
イエローカード:85枚
レッドカード:4枚


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 1977/78シーズン終盤に17歳の若さでトップチームデビューを飾ったフランコ・バレージは、1997年夏に現役を引退するまでの20シーズン全てをACミランに捧げたバンディエラだ。長きにわたり主将も務め、その功績から背番号6はクラブの永久欠番となっている。

 バレージは通算6度のセリエA優勝や3度のUEFAチャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ/CL)優勝を経験するなど、ミランの黄金期を支えた選手でもあるが、1980年代初頭の暗黒期(不法賭博によるスキャンダルに伴い2部に降格)も経験している。当時、多くの主力選手が相次いで移籍した中、バレージは忠誠を誓い残留し、ディフェンスリーダーとしてセリエA復帰と後のスクデット獲得に大きく貢献した。チャンピオンズカップを制覇した1989年にはバロンドールの投票で2位にランクインするなど、当時は世界最高のCBと評された。

 イエローカードはキャリアを通じて通算85枚提示されているが、1シーズンあたりの平均枚数は4.25枚と多くはなく、逆に少ないと判断するべきだろう。レッドカードも通算4枚と少ない。つまりこのカードの多さは、長く最終ラインを牽引した証拠だと言える。

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