1位:ジョン・テリー(元イングランド代表)
【写真:Getty Images】
在籍期間:2000年1月~2017年7月
クラブ通算成績:713試合67得点29アシスト
イエローカード:105枚
レッドカード:8枚
チェルシーで最も成功を収めたキャプテン、ジョン・テリーは14歳の頃にチェルシーの下部組織に加入。17歳でトップチームデビューを果たし、00/01シーズンにはスタメンに定着した。そして、2004年にジョゼ・モウリーニョ監督が就任すると、キャプテンに就任。名だたる選手らをまとめ上げ、黄金期を築いていった。
ジョン・テリーは対人での強さはもちろんだが、ピッチ全体を見渡して相手の攻撃を予測し、最善のポジショニングに先回りするなど、知的なプレーも見せていた。だが、時折激しいタックルを見舞う場面もあった。
チームのために相手を潰していた、という言い方が正しいだろうか。ジョン・テリーは相手に振り切られた際やこぼれ球に詰める際など、相手のチャンスに繋がる場面では遅れてでもスライディングタックルに行っていた。チームを支えていたことは間違いないが、そうしたプレーによりイエローカード105枚、レッドカード8枚の計113枚のカードを提示されている。
【了】