1位:セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年3月30日
在籍期間:2005年8月~2021年7月
通算成績:671試合101得点40アシスト
イエローカード:201枚
レッドカード:26枚
レアル・マドリードで最も多くのカードを提示されてきたのが、今も現役を続けているセルヒオ・ラモスだ。恐らく多くの人が同選手の1位を予想できたかと思うが、その数はまさに圧倒的。イエローカードは2位フェルナンド・イエロを43枚も上回る201枚で、レッドカードはなんと26枚にも積み上がっている。
ご存じの通りアグレッシブかつ豪快なディフェンスを得意とする選手で、とにかく対峙するFWを削りまくる。また、若い頃はとくに相手選手との衝突を繰り返しており、無駄なカードを多く受けた。そうしたS・ラモスの荒々しさが最も表れたのは2010年、カンプ・ノウで行われたバルセロナ戦。リオネル・メッシに危険すぎるタックルを見舞うと、これに抗議しに来た先輩カルレス・プジョルを突き飛ばしたのである。当然、S・ラモスはレッドカードを提示されピッチを後にしている。
そんなS・ラモスは2019年、リーガ・エスパニョーラ第24節ジローナ戦で2枚目のイエローカードを受け退場に。これで、欧州5大リーグにおける史上最多退場記録保持者になったのである。まさに、マドリー歴代“最恐”の選手と言っていいだろう。できれば出てきてほしくないが、今後この記録を上回る選手は現れるのか…。
【了】