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レアル・マドリード史上最恐の潰し屋は誰だ? 歴代カード枚数ランキング1~5位。トップはやはり…

シリーズ:歴代カード枚数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:フェルナンド・イエロ(元スペイン代表)

フェルナンド・イエロ
【写真:Getty Images】


生年月日:1968年3月23日
在籍期間:1989年7月~2003年7月
通算成績:601試合126得点17アシスト
イエローカード:158枚
レッドカード:13枚

 レアル・マドリードが世界に誇る守備職人と言えるだろう。バジャドリードでプロデビューしてからわずか2年でマドリーにやって来たフェルナンド・イエロは、瞬く間に最終ラインの要となり、14年にも渡ってクラブを大きく支えてきた。公式戦通算601試合出場はクラブ歴代5位、同126得点はエル・ブランコスのDF史上ナンバーワンの成績となっている。

 187cmの長身を誇るイエロは圧倒的なフィジカルで激しくFWを無力化し、エアバトルではことごとく勝利してきた。また、ただパワフルなだけでなく、足元の技術にも定評があり、センターバックだけでなく中盤で起用されることもあった。さらに忘れてはならないのが、卓越したリーダーシップ。2001年からは主将として、強烈な個性を放つ「銀河系軍団」をまとめ上げたのだ。

 そんな完璧すぎるDFイエロは、マドリーでイエローカード158枚、レッドカード13枚を提示されている。ただ、同選手は激しさこそあったが、物議を醸すような荒々しいプレーに走ることはほぼなかった。つまりこのカードの多さは、それだけ長く最終ラインを引っ張ってきたからこその結果と言える。

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