ジェイミー・キャラガー&サミ・ヒーピア
【写真:Getty Images】
DF:ジェイミー・キャラガー(元イングランド代表)
生年月日:1978年1月28日
在籍期間:1996年7月~2013年7月
通算成績:737試合4得点18アシスト
DF:サミ・ヒーピア(元フィンランド代表)
生年月日:1973年10月7日
在籍期間:1999年7月~2009年7月
通算成績:464試合35得点12アシスト
ジェイミー・キャラガーとサミ・ヒーピアのCBコンビは、04年夏に就任したラファエル・ベニテスの下で堅守を築き、2004/05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝や2005/06シーズンのFAカップ優勝の原動力となった。
キャラガーは2003/04シーズンまでSBを主戦場にプレーしていたが、ベニテスの就任に伴いCBへと本格的にコンバート。イゴール・ビシュチャンからポジションを奪い、2004/05シーズンからヒーピアとCBコンビを組むようになった。1年目こそプレミアリーグで41失点を喫したが、ベニテスの守備的な戦術が定着した2年目以降は、いずれも30失点未満に抑えることに成功している。
この2人はレギュラーとして2007/08シーズンまでコンビを組み、ヒーピアは09年夏に退団。キャラガーも2012/13シーズン限りで現役を引退したが、リバプールは彼ら2人に変わるディフェンスリーダーを育てることができなかった。そうした背景もあり、フィルジル・ファン・ダイクが加入する18年冬まで守備に大きな不安を抱えていた。