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ハーランドとも親しいノルウェーのレジェンドが語る

　ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの争奪戦は、マンチェスター・シティとレアル・マドリードの一騎打ちとなるのかもしれない。本人とも近しい関係にあるノルウェーのレジェンドが見通しを示している。

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　今季終了後には契約解除金を支払うことで退団可能となる契約条項が有効になることもあり、他クラブへの移籍が濃厚と予想されるハーランド。各国のビッグクラブが獲得に関心を示していると噂され、激しい争奪戦となることも予想される。

　だが元ノルウェー代表FWのヤン＝オーゲ・フィヨルトフト氏は、特に有力な移籍先候補はシティとマドリーの2クラブだと主張している。ノルウェー代表でハーランドの父親ともチームメートだった同氏は、ハーランド一家と近い関係にある。

「レアル・マドリードはバルセロナより前にいると感じられる」とフィヨルトフト氏はハーランド争奪戦の現状について『ESPN』にコメント。だがシティもマドリーと競り合っている状況にあるとして、「ちょうど空いた席がある。そこにうまくハマるだろう」と、シティの“9番”不在をその理由としている。

「最終的にはアーリング自身が決めなければならない。全てはレアル・マドリードとマンチェスター・シティの2クラブの間の話だと思う。バルセロナはひとつの可能性に過ぎない。最後にどうなるかは分からないが、現時点では2つの国の2つのクラブだ」とフィヨルトフト氏は語っている。

　マドリーはパリ・サンジェルマンのFWキリアン・ムバッペとハーランドのダブル補強を狙っていると噂される状況。父親の古巣であるシティも有力な新天地候補だと言われ続けている。注目のストライカーの行き先は、そのどちらかになるのだろうか。

【了】