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【写真:Getty Images】
来季からの4年契約でバルセロナ加入
バルセロナは4日、ラシン・サンタンデールからの完全移籍でMFパブロ・トーレの獲得が決定したことを発表した。クラブの未来を担う選手の一人となることが期待される18歳のトーレとは何者だろうか。
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クラブの発表によれば、トーレは来季から2026年6月までの4年契約でバルセロナに加入。1億ユーロ(約125億円)という巨額の契約解除金が設定されることも明らかにされている。
ラシンには移籍金として500万ユーロ(約6億3000万円)が支払われるが、今後のバルセロナでのキャリアに応じてボーナスが追加され、総額は最大で2000万ユーロ(約25億円)を越える可能性があるとのこと。スペイン代表MFペドリをラス・パルマスから獲得した際の契約と同様の形だと報じられている。
2003年4月3日生まれのトーレはU-13時代にラシンの下部組織に加入し、2020年に17歳でトップチームデビュー。攻撃的MFとしてプレーし、今季はプリメーラRFEF(スペイン3部)で21試合に出場して6ゴール6アシストを記録している。U-19スペイン代表としてもプレーしている選手だ。
他にもトーレの獲得を望んでいたクラブは多く、レアル・マドリードやレアル・ソシエダなどが関心を示していたと言われている。だがスペイン紙『マルカ』が伝えたところによれば、シャビ・エルナンデス監督が直々に話をして加入に向けた説得を試みたこと、またペドリやガビ、ニコ・ゴンサレスなど多くの若手選手が積極起用され主力として活躍していることが、バルセロナを選ぶ上での決め手になったとみられている。
クラブの発表によれば、トーレは来夏からまずはバルセロナBでプレーを開始するとされている。だがBチームに籍を置きつつ、トップチームでも練習や試合に参加させることがクラブの意向だとスペインメディアは伝えている。
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