レアル・マドリード最新ニュース
スペインの名門であるレアル・マドリードには、これまで数多くの選手が在籍してきた。その中で、いくつかの“名コンビ”が誕生している。今回は、マドリーにおいて21世紀以降に輝きを放っていたコンビを5組厳選して紹介する(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参照。出場成績は2022年3月2日時点)。
ラウール・ゴンサレス&フェルナンド・モリエンテス
【写真:Getty Images】
FW:ラウール・ゴンサレス(元スペイン代表)
生年月日:1977年6月27日
在籍期間:1994年10月~2010年7月
通算成績:741試合324得点116アシスト
FW:フェルナンド・モリエンテス(元スペイン代表)
生年月日:1976年4月5日
在籍期間:1997年7月~2005年1月
通算成績:272試合100得点32アシスト
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レアル・マドリード歴代最多出場記録を持ち、同歴代2位の得点数を誇るラウール・ゴンサレス。そんな偉大なるレジェンドと強力かつ魅力的なツートップを形成したのが、1997年にやって来たフェルナンド・モリエンテスである。スペイン代表としても共に戦ったこの二人は、マドリーに多くのタイトルをもたらした。
スペース活用が上手く、ゴールへの嗅覚が抜群で豊富な得点パターンも持っていたラウールと186cmの長身を活かしたポストプレーや打点の高いヘディングで存在感を示したモリエンテスの相性は最高だった。ピッチ外でも仲が良かったという二人はそれぞれの良さを消し合うことがなく、フィールドの中では両者とも眩い輝きを放っていた。事実、1998/99シーズンのラ・リーガでは二人だけで驚異の44得点を奪取。2001/02シーズンもコンビで同32得点という非凡な数字を出していた。
モリエンテスはフロレンティーノ・ペレス会長の元で進められた「銀河系政策」の犠牲者になる形で、2003年にモナコへレンタル移籍している。当時のマドリー関係者による証言では、これを知った相棒ラウールは誰よりも怒りを露わにしていたようだ。それほど、モリエンテスとラウールの関係性は素晴らしいものがあった。