イングランド・プレミアリーグ 最新ニュース
【写真:Getty Images】
ロシア軍のウクライナ侵攻が影響
イングランド・プレミアリーグのエバートンは2日、ロシア軍によるウクライナ侵攻を理由に、クラブのスポンサーであるロシアのUSM社、メガフォン社、ヨタ社とのスポンサー関係を即時停止することを発表した。
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3社はいずれもロシアの実業家・富豪のアリシェル・ウスマノフ氏をオーナーとする企業であり、USM社は練習場のスポンサー、メガフォン社は女子チームの胸スポンサーとなっていた。ウスマノフ氏はロシア軍のウクライナ侵攻後、欧州連合(EU)により資産を凍結されている。
「ウクライナで起きている恐ろしい出来事にエバートン一同が衝撃を受け悲しみを抱いている。この悲劇的な状況は一刻も早く終えられるべきであり、これ以上人命が失われることは避けなければならない」とクラブは声明を出した。
エバートンでは、1月にディナモ・キエフから加入したウクライナ代表DFヴィタリー・ミコレンコもプレーしている。「選手、コーチングスタッフ、エバートンで仕事をする全員がヴィタリー・ミコレンコと彼の家族を全面的にサポートしており、今後も続けていく」とクラブは述べている。
ロシア軍の侵攻後、サッカー界ではロシア企業とのスポンサー打ち切りが相次いでいる。マンチェスター・ユナイテッドはアエロフロート社とのスポンサー契約を解除し、シャルケや欧州サッカー連盟(UEFA)もガズプロム社と袂を分かつことを決断した。
【了】