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【写真:Getty Images】
アタランタのマリノフスキーとミランチュク
ロシア軍によるウクライナ侵攻が世界を揺るがす状況の中、イタリア・セリエAのアタランタではロシアとウクライナ出身の2人がチームメートとして共にプレーしている。同僚のイタリア代表MFマッテオ・ペッシーナがその2人の関係について語った。
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アタランタに所属しているのはウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーと、ロシア代表MFアレクセイ・ミランチュクの2人。どちらもそれぞれ代表チームの主力であり、クラブでは攻撃的MFとしてポジションを争うライバル同士でもある。
ロシア軍の侵攻後最初の試合となった24日のオリンピアコス戦(ヨーロッパリーグ)では、マリノフスキーは母国が危機に陥った難しい状況下で先発出場して2ゴールを挙げる活躍をみせた。一方のミランチュクは現在負傷のため戦列を離れている。
チームメートであるペッシーナは、そのマリノフスキーとミランチュクの関係についてSNSで発信。「ロシアとウクライナが戦争状態に陥る中、2人は練習場で抱擁を交わした。僕らも2人を抱きしめた。今後も大きなファミリーとして同じように続けていくつもりだ」と綴った。
「人間の愚かな行為が分断しようとするものを結びつける、これがサッカーだ。ウクライナでの戦争反対!」とペッシーナは続け、平和を訴えている。
【了】