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【写真:Getty Images】
チェルシーとのPK戦でファビーニョが決めた一撃
カラバオ・カップ(イングランド・リーグ杯)決勝のチェルシー対リバプール戦が現地時間27日に行われ、0-0からPK戦の末にリバプールが優勝を飾った。歴史的な大激戦となったPK戦は、お互いにスーパーゴールの打ち合いとなった。
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タイトルを争う一戦は両チームスコアレスのまま前後半と延長戦を終えてPK戦に突入。両チームのスター選手たちがここで驚異的な集中力と技術を発揮し、実に21人が連続でシュートを成功させた。
リバプールの3人目を務めたフィルジル・ファン・ダイクは、左側を広く空けた位置取りをする奇策に出たGKケパに対し、あえてコースの狭い側を撃ち抜く勝負強さを発揮。GKの動きをよく見て逆サイドへ軽く流し込んだカイ・ハフェルツや、ケパが反応しても届かないコースと威力で叩き込んだトレント・アレクサンダー=アーノルドのキックも見事だった。
リバプールの2人目のキッカーを務めたファビーニョも素晴らしい。ケパとの駆け引きを制し、ゴール中央へと技ありチップキック。いわゆる“パネンカ”や“クッキアイオ”と呼ばれるシュートでネットを揺らした。
最後は一巡目ラストとなる11人目までもつれ込み、リバプールはGKクィービーン・ケレハーが豪快に成功。一方のチェルシーはケパがクロスバーの上へと大きく蹴り上げてしまい、リバプールの勝利で激戦に幕が降ろされた。