セルティック(古橋亨梧・旗手怜央・前田大然・井手口陽介)最新ニュース
スコティッシュ・プレミアシップ第28節が現地27日に行われ、セルティックはハイバーニアンと0-0で引き分けた。今季4度目の対戦となる両者だが、これまではセルティックが3連勝していた。一体なぜ相性がいいと見られていた相手にゴールを奪えなかったのだろうか。(文:舩木渉)
セルティックまさかの2試合連続無得点
打てども打てども入らない。そんな試合もたまにはあるだろう。だが、アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックで無得点の試合が2つ続くことは予想できなかった。
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現地24日に行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)の決勝トーナメントプレーオフ2ndレグでボデ・グリムトに0-2と完敗を喫し、UECL敗退が決定。失意の中、アウェイから移動込みの中2日という強行日程で迎えた現地27日のリーグ戦でも試練が待っていた。
スコティッシュ・プレミアシップ第28節のハイバーニアン戦は0-0のドローに。セルティックが公式戦2試合連続で無得点に終わるのは、今季初めてのことだった。
「選手たちのプレーにふさわしい成果が得られず残念に思う。我々はいいプレーを見せていたし、試合を支配して、望んでいたように相手陣内で戦うことができていた。ゴールだけが決まらず、もう少しこじ開ける必要があった」
今季4度目のハイバーニアン戦を終えた後、セルティックのポステコグルー監督はスコアレスドローを悔やんだ。過去3度の対戦では全て勝利していただけに相性はいいと見られていたが、4度目の対戦だからこそ難しい試合になったとも言えるだろう。
もちろん相手はどのエリア、どの選手、どのパターンが危険なのかを熟知している。序盤はセルティックに対してポゼッションしながら攻撃する姿勢も見せたが、徐々にタイトな守備ブロックを敷いて守り、カウンターを狙う戦い方へと変わっていった。
ポステコグルー監督が率いていたマリノスでも「試合をコントロールできているのに、ゴールだけが決まらなかった」試合は何度もあったと記憶している。その度に、上で引用したような言葉を記者会見で聞いてきた。