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バルセロナ最強のストライカーは誰だ? 21世紀得点ランキング1~5位。世界中から集まった猛者たち、メッシに続くのは…

シリーズ:21世紀得点ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:サミュエル・エトー(元カメルーン代表)

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【写真:Getty Images】

在籍期間:2004年夏~09年夏
クラブ通算成績:199試合130得点
代表通算成績:97試合49得点

 15歳のときに母国を離れ、レアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に加入した。期限付き移籍したマジョルカで活躍して完全移籍となると、23歳のときにバルセロナへと加入した。1年前に加わったロナウジーニョ、同期加入のデコらとともに、エトーはチームを変えた。

 フランク・ライカールト監督によって3トップの頂点に起用されたエトーはゴールを量産した。1年目には得点王のディエゴ・フォルランと並ぶ25得点を挙げ、翌シーズンは26得点で得点王に輝いた。ペップ・グアルディオラ監督が就任した08/09シーズンは自己最多の30得点を挙げている。

 バルセロナに加入した04/05シーズンからラ・リーガ連覇を果たし、最後のシーズンは3度目の優勝を味わった。加入した04/05と、最後のシーズンとなった08/09のUEFAチャンピオンズリーグ決勝ではともにゴールを決めて、タイトル獲得へと導いている。

 驚異的なスピードを誇るストライカーで、難しい体勢からでもゴールを決められるボディバランスがあった。得点を量産するだけでなく、ロナウジーニョの分まで守備をする献身性もチームに多大な貢献をもたらした。09/10シーズンにインテルに移籍すると、ジョゼ・モウリーニョ監督の下で欧州制覇を達成している。5年間で挙げた130得点はアフリカ人選手としては、バルセロナ史上最多。エトーは歴史に名を刻むストライカーだった。

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