バルセロナ 最新ニュース
長い歴史を持つバルセロナというクラブは、これまで多くの傑出したストライカーを輩出してきた。そこで、今回は21世紀に在籍した選手を対象とした得点ランキングを紹介する。※00/01シーズン以降に在籍した選手が対象、21/22シーズンまでのデータを集計、データは『transfermarkt』を参照
5位:パトリック・クライファート(元オランダ代表)
【写真:Getty Images】
在籍期間:1998年夏~2004年夏
クラブ通算成績:257試合122得点
代表通算成績:79試合40得点
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オランダ・アムステルダム出身のパトリック・クライファートは恵まれた体格とセンスを併せ持つストライカーだった。アヤックスのアカデミー出身で、18歳でデビューしたシーズンに公式戦21得点をマークし、いきなりUEFAチャンピオンズリーグ制覇を経験する。97年夏にはACミランに移籍するが、わずか1年でバルセロナへと移籍している。
アヤックスで培った足元のテクニックは華麗で、吸い付くようなトラップや正確なアシストでも魅了した。188cmという大柄な体格をしなやかに動かし、DFラインの裏を取るタイミングも抜群。簡単なシュートを外すこともあったが、GKの意表を突くような難しいシュートはよく決めていた。
バルセロナではルイス・フィーゴとリバウドと強力な3トップを形成した。ルイ・ファン・ハール監督の下で1年目からラ・リーガ優勝に貢献。フィーゴが去った後はハビエル・サビオラとも前線でいい関係を築いた。
オランダ代表歴代3位の40得点を挙げ、2000年のEURO(欧州選手権)で得点王に輝いた。6年間プレーしたバルセロナではリーグ戦15得点を5度も記録し、この時代のエースとして活躍した。しかし、タイトルを獲得したのは加入したシーズンのラ・リーガのみで、クライファートの在籍期間はバルセロナの停滞期と重なっていた。04/05シーズン以降はニューカッスル、バレンシア、PSV、リールと渡り歩き、31歳という若さでユニフォームを脱いでいる。