3位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
【写真:Getty Images】
在籍期間:2018年夏~現在
クラブ通算成績:134試合101得点
代表通算成績:184試合115得点
クリスティアーノ・ロナウドがユベントスでプレーしたのは3年間だけだった。さらに、多くの選手のパフォーマンスが下降線をたどる30代中盤にもかかわらず、サッカー界のスーパースターは異次元の存在感を放っていた。
ユベントス加入後リーグ戦3試合連続不発に終わっていたC・ロナウドだが、第4節サッスオーロ戦で移籍後初ゴールを記録すると、以降は爆発。セリエA二桁得点に到達したのは第14節フィオレンティーナ戦という驚異的な速さだった。また、チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の2ndレグ、アトレティコ・マドリード戦ではハットトリックを叩き出しチームを大逆転勝利に導くなど、欧州最高峰の舞台での輝きも相変わらず別格であった。
1年目を公式戦28得点という成績で終えたC・ロナウドの勢いは、2年目でさらに加速。公式戦では37得点を挙げ、ユベントスの年間最多得点記録を86年ぶりに更新。また、イングランド、スペイン、イタリアのトップリーグでシーズン30点以上を叩き出した史上初の選手となり、セリエA史上最速で50得点到達も果たすなど、数々の偉大な記録をサッカー史に刻んでいる。
最後のシーズンも公式戦44試合で36得点という驚異的なペースでゴールを決め続けた。クラブへの貢献度は絶大だったが、37歳となった不世出のストライカーは新たなチャレンジを選んだ。マンチェスター・シティへの移籍が秒読みとされていたが、恩師アレックス・ファーガソンの電話が決め手となり、12年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドへ復帰している。
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