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エールディヴィジを最多35回制覇、 KNVBカップ(国内カップ)も最多20回制覇するなど、アヤックスはオランダ最強の地位を確立している。こうした長い歴史においてアカデミー出身の選手がクラブに与えた影響は大きく、これまでにも多くの生え抜き選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍していた選手の中から厳選した5人のアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考。出場成績は2022年2月23日時点)。
DF:マタイス・デ・リフト(オランダ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年8月12日
在籍期間:2017年1月~2019年7月
通算成績:117試合13得点7アシスト
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アヤックスの最高傑作を語る上では、マタイス・デ・リフトは外せない。下部組織で類まれな才能を見せた同選手は、17歳にしてトップチームとオランダ代表のダブルデビューを飾った逸材だ。今ではこの男の名前を知らない人はほとんどいないだろう。
18/19シーズンには、クラブ最年少となる19歳でキャプテンに就任。10代とは思えないリーダーシップでチームをまとめ上げ、リーグ優勝と国内カップ優勝の2冠を達成した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリードやユベントスを撃破し、ベスト4に進出するなど旋風を巻き起こした。こうしてアヤックスの象徴となったデ・リフトは、2018年のオランダ年間最優秀選手賞とゴールデンボーイ賞を受賞している。
この活躍により、2019年7月にユベントスへ加入。その移籍金はなんと8550万ユーロ(約103億円)を記録した。瞬く間にスーパースターとなったデ・リフトだが、恐ろしいのはまだ22歳ということだ。すでに世界トップクラスの実力を誇る同選手は、これからどんなキャリアを歩んでいくのか。