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トラブルメーカー? オランダの問題児5人。自宅へ強制送還されたストライカー、2度も逮捕されたFWとは?

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アンディ・ファン・デル・メイデ

0222-ファンデルメイデ
【写真:Getty Images】


生年月日:1979年9月30日
主な在籍クラブ:アヤックス、インテル、エバートン、PSV、
代表歴:17試合1得点3アシスト

 オランダを代表するウインガー、アンディ・ファン・デル・メイデを覚えているだろうか。アヤックスの下部組織出身の同選手は、優れたスピードとテクニックを武器に1対1で抜群の強さを見せ、2001/02シーズンには国内2冠に貢献した。その活躍が認められ、2003年にはインテルへ移籍。ビッグクラブの一員となったが、数々の問題行動により、どん底まで落ちていくことになる。

 インテルではなかなか出場機会が得られず。そのストレスを晴らすかのように夜遊びに出るようになるとともに、アルコールの摂取量も増えていった。結局インテルで過ごした2シーズンはほとんど活躍できず、2005年にエバートンへ移籍。しかし、怪我などの影響もあり新天地でも出場機会は増えなかった。すると、状況はさらに悪化していく。

 再び夜の街に繰り出すようになったファン・デル・メイデは、酒とバカ騒ぎの日々。ついには不眠症に陥り、当時のクラブドクターのオフィスから睡眠薬を盗んだこともあったそうだ。もはやサッカーどころではなかった同選手は、2009年にエバートンを退団。プレーするチームを失うと、毎日のようにパーティーを行い、コカインにも手を出した。その後しばらくして、同選手は古巣のアヤックスで練習に参加。2010年にはPSVと短期契約を結ぶも公式戦出場は無く、2011年に現役を引退した。

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