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アーセナルが育てた最高傑作5人。トニー・アダムス、サカ…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:アシュリー・コール(元イングランド代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1980年12月20日
在籍期間:1998年7月~2006年7月
通算成績:228試合9得点22アシスト

 全盛期は世界最高の左SBとして評価を高めたアシュリー・コールもアーセナル出身の選手だ。1999/00シーズン最終節に19歳でトップチームデビューを飾ると、翌2000/01シーズン後半にレギュラーに定着。01年3月にはイングランド代表デビューを飾るなど瞬く間に国内で評価を高めた。

 守備面ではやや不安を残していたが、それを補って余りある攻撃力でチームを活性化させた。01年にアーセナルに加入したロベール・ピレスとの左サイドはアーセナルのストロングポイントとなり、2001/02シーズンのプレミアリーグとFAカップの二冠、2003/04シーズンの伝説の無敗優勝達成の立役者の一人となった。

 2002/03シーズンから3季連続でリーグのベストイレブンに選出され、イングランド代表でも替えの利かない左SBへと成長したコールだったが、06年8月末にライバルクラブのチェルシーへと完全移籍。当時、チェルシーはロマン・アブラモビッチ新オーナーの下で毎年のように大型補強を敢行しており、アーセナルサポーターはこの禁断の移籍に対して「金目当て」と大バッシングを浴びせたのだった。

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