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トッテナム史上最強! 伝説の英雄5人。ケイン、エリクセン…クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

ハリー・ケイン(イングランド代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1988年6月2日
在籍期間:11年8月~
通算成績:370試合238得点52アシスト

 ハリー・ケインはトッテナム史上最高のストライカーと言っても過言ではないだろう。クラブのアカデミー出身の選手で、2011/12シーズンにトップチームデビューを飾ると、2013/14シーズンに若手選手を積極的に起用したティム・シャーウッドにより抜擢された。当時20歳だった若者はこの期待にリーグ戦3試合連続ゴールという形で応えた。翌2014/15シーズンからは7季連続でチーム最多得点を記録するなど、現在進行形でエースとして活躍している。

 ゴール前での得点力はもちろん、中盤に降りてきてのゲームメイクにも長けており、2020/21シーズンはプレミアリーグ史上2人目の快挙となる得点王(23ゴール)とアシスト王(14アシスト)を同時受賞した。また、ノースロンドンの最大のライバルであるアーセナルとの相性が非常に良く、両クラブ合わせて史上最多の11ゴールを記録している。

 ケインがこれまでトッテナムで積み上げたゴール数はクラブ歴代2位の236ゴール。1960年代から70年代にかけて大活躍した故ジミー・グリーブス氏が保持するクラブ歴代最多得点記録(266ゴール)まで残り30ゴールに迫っており、約50年ぶりの大記録更新にも注目が集まっている。

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