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来季の去就が騒がれるC・ロナウド

　マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、復帰からわずか1年で退団する可能性が高まりつつあるのかもしれない。英紙『ミラー』が見通しを伝えている。

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　C・ロナウドはレアル・マドリードとユベントスでの活躍を経て、12年ぶりに古巣ユナイテッドに復帰。だがチームの成績は振るわず、チームメートらとの関係も良好ではないという噂がたびたび話題になるなど、不本意なシーズンを過ごす状況となってしまっている。

　ユナイテッドが来季チャンピオンズリーグ（CL）の出場権獲得を逃したとすれば、C・ロナウドは退団を選ぶのではないかとも予想される。その場合、クラブ側も同選手を引き留めることはない見通しだと英紙は伝えている。

『ミラー』紙によれば、ユナイテッドのクラブ内部ではC・ロナウドの再獲得が「失敗」だったという考え方が強まっているという。再獲得はもともと計画されていたことではなく、商業的なメリットを期待したことに加えて、一時は確実視されていた宿敵マンチェスター・シティのC・ロナウド獲得を阻止することが最大の理由だったとされている。

　C・ロナウド本人としては、復帰が決まった時点ではユナイテッドで現役引退までプレーすることを考えていたとみられている。だがプレミアリーグで優勝争いに絡めず、来季のCL出場も危うくなる状況は想定外だったようだ。

　ユナイテッドは現在プレミアリーグでCL出場圏内の4位に位置している。だが1ポイント差のアーセナルや4ポイント差のトッテナムがユナイテッドより2試合を多く残しており、決して4位確保を楽観視できる状況ではない。

【了】