レアル・マドリード最新ニュース

背番号11がまたもボックス外から…

　ラ・リーガ第25節、レアル・マドリード対アラベスが現地時間19日に行われた。この試合では、マドリーの背番号11があまりにも美しいゴールを突き刺している。

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　ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ（CL）・ラウンド16の1stレグ、パリ・サンジェルマン（PSG）戦で不発に終わったマドリーは、この日も攻撃陣が沈黙。降格圏に沈むアラベスを崩し切れず、スコアレスのまま後半へと向かうことになった。

　そんなチームを、ある男が一振りで救った。それが、マルコ・アセンシオだ。

　63分、アセンシオはカリム・ベンゼマからパスを受けると、ペナルティーエリア外右の位置から左足でコントロールショット。コース、威力ともに完璧なボールはゴールネット左を豪快に揺らしている。GKフェルナンド・パチェコは何とか触れてはいたが、力強いシュートを弾き切ることができなかった。

　データサイト『Opta』によると、ボックス外から決めたアセンシオのゴール数は、今季の全コンペティションを通じて5本に達した。欧州5大リーグ所属選手でこの数字を上回るのは、アタランタのMFルスラン・マリノフスキー一人となっているようだ。まさに、スナイパーである。

　なお、アセンシオの見事な一撃により完全に目が覚めたマドリーは、ヴィニシウス・ジュニオール、ベンゼマにそれぞれゴールが生まれ、3-0でアラベスを撃破している。