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カリム・アデイェミ獲得へ合意間近か

　ボルシア・ドルトムントは、レッドブル・ザルツブルクのドイツ代表FWカリム・アデイェミの獲得決定に近づきつつあるようだ。FWアーリング・ブラウト・ハーランドの去就にも影響することになるかもしれない。

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　現在20歳のアデイェミは今季のザルツブルクで若き新エースとしてゴールを量産。オーストリアリーグで得点ランキング首位に立つなど公式戦30試合で18ゴールを挙げ、ドイツ代表にも昨年デビューしてさっそく初ゴールを記録している。

　次世代のスター候補として多くのクラブが注目し、バルセロナやリバプール、バイエルン・ミュンヘンなどからの関心も噂されてきた。だが移籍先はドルトムントとなる可能性が高まりつつあるようだ。

　移籍市場の専門家ファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えたところによれば、ドルトムントはアデイェミの獲得決定に「非常に近づいている」状況だという。来季からの5年契約が合意に達し、クラブ間では支払い方法について最終的な調整が行われている段階だとされている。

　ドルトムントがアデイェミを獲得するのは、今季終了後の移籍が濃厚と予想されるハーランドの穴を埋めるためかもしれない。代役の確保が完了すれば、ハーランドの移籍の可能性はさらに高まってくるとも考えられる。

【了】