マンチェスター・シティ 最新ニュース
【写真:Getty Images】
トッテナムのエース獲得を狙ったシティだが…
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、昨年夏の移籍市場でトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインを本気で獲得したかったようだ。トッテナムとの対戦に向けた前日会見で振り返ったコメントを英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。
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これまで若手時代のレンタルを除いてトッテナム一筋のキャリアを過ごしてきたケインだが、昨年夏にはシティへの移籍の可能性が浮上。クラブに対して移籍を直訴し、練習を無断欠席するなどの強硬手段も取ったことが報じられたが、結局移籍が実現することはなくトッテナムに残留した。
グアルディオラ監督が明かしたところによれば、シティは4回にわたってケインの獲得に向けたオファーを出したようだ。「(獲得を)試みたが、実現には程遠かった。トッテナムがそうさせない意思は明確だったからだ。2回、3回、4回とそれが続いて、終わってしまった」と同監督は語っている。
「クラブが移籍市場でうまくやれなかったことに対して落胆したことはない」とグアルディオラ監督は、補強失敗についてクラブを責めはしない。だがケインを獲得できなかったことで、今季を戦っていく上での得点力に不安を覚えていたことも認めている。
「今であれば『ハリー・ケインが来なくても全て順調だ』と言われるかもしれないが、その時点では分からなかった。(プレミアリーグ開幕戦で)スパーズに敗れ、コミュニティー・シールドでレスターにも敗れた。その後の数週間がどうなるかは分からなかった」
シーズン最初の公式戦2試合に0-1の敗戦を喫したシティだが、その後は順調に得点を重ね、プレミアリーグでは現時点でリバプールと並ぶ最多の61得点を記録。一方でケインは、ここまで21試合に出場して5得点と厳しいシーズンを過ごしている。
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