ヴィッセル神戸 最新ニュース
【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸で新シーズンを開始
ヴィッセル神戸のFWボージャン・クルキッチが母国スペインメディアのインタビューに答え、神戸への移籍の経緯や日本の印象、新シーズンの意気込みなどを語った。スペイン紙『アス』が19日付でインタビューを伝えている。
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バルセロナ下部組織からトップチームにデビューして活躍し、その後ミランやアヤックスなど多くのクラブを渡り歩いたボージャン。MLS(メジャリーグサッカー)でのプレーを経て、昨年夏に神戸に加入することになった。
「先に日本の別のクラブからも接触があったが、受けなかった。それまでの経験から、知らない国に一人でいることの大変さが分かっていたからだ」とボージャンは語る。それでも神戸からのオファーに応じたのは、やはりアンドレス・イニエスタやセルジ・サンペール、特に元チームメートでもあるイニエスタの存在が大きかったとのことだ。神戸からのオファーが提示される前に、最初の連絡はイニエスタから届いたことも明らかにしている。
「日本は全てが違っている。文化的にも、サッカーも、メンタリティーも…全く別の世界にいるという感覚だ」とボージャン。だが以前から日本の文化に興味があり、現在は日本での生活を満喫していると語っている。
昨季は負傷もあって6試合の出場にとどまり、神戸では今季から改めて本格的なスタートを切る形となる。「(新シーズンが)楽しみだ。ゼロからのスタートになる。完全に回復したし、しっかり準備をして公式戦に必要なリズムを整えられる時間もあった。すごくポジティブなことだよ」と今季への意気込みを示した。
3月にプレーオフを戦うAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも本戦へ進みたいと意欲を見せている。19日のJ1開幕戦では名古屋グランパスに敗れて黒星発進となった神戸だが、世界で戦ってきたストライカーが今後本領を発揮してくれることが期待される。
【了】