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【写真:Getty Images】
18歳MF藤野和哉が欧州挑戦好発進
高校サッカーから直接欧州での挑戦をスタートさせることを選んだ若武者が、幸先の良いスタートを切った。18歳のMF藤野和哉がスペインでのデビュー戦でいきなりの初ゴールを記録している。
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栃木県の矢板中央高校に所属していた藤野は、今年度の第100回全国高校サッカー選手権大会にも背番号9を背負って出場。1回戦の米子北(鳥取)戦で1得点を記録し、チームの勝利に貢献した。
卒業後の進路として、藤野はJリーグを経ることなく欧州へ飛び出すことを選んだ。今月11日に、スペインのCDバスケス・クルトゥラルと契約を交わしたことが発表された。
バスケス・クルトゥラルはトップチームを持たないユース年代までのチーム。1998年に設立された比較的新しいクラブだが、スペインのユース年代のトップリーグにあたる「ディビシオン・デ・オノール・フベニル」で戦っている。
同リーグでは全国を地域ごとに7つに分けてリーグ戦を行っており、バスケス・クルトゥラルと同じグループ4にはセビージャやベティスなど強豪クラブのユースチームも含まれる。グループは異なるが、レアル・マドリードの“ピピ”ことMF中井卓大もこのカテゴリで戦っている。
そのスペインのユースリーグ1部で、藤野はすぐに結果を出した。14日に行われたカラベラ戦に交代出場でデビューすると、約10分間のプレーでいきなり初ゴールを挙げて勝利に貢献。今後のさらなる飛躍を期待したいところだ。
【了】