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ヨーロッパリーグ・決勝ラウンドプレーオフの1stレグ、バルセロナ対ナポリが現地時間17日に行われた。バルセロナは90分間で計21本のシュートを放つなど、セリエA最少失点を誇るナポリを圧倒。しかし、得点はPKによる1点に留まってしまった。一体なぜ。(文:小澤祐作)
「勝てた」試合だったが…
「3-1、4-1、5-1でも簡単に勝てたというのが実感だ。この試合で唯一残念だったのは、スコアラインだ」
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ヨーロッパリーグ・決勝トーナメントプレーオフ1stレグ、ナポリとの一戦を終えたジェラール・ピケはそうコメントを残した。今季よりアウェイゴール・ルールが廃止されたため、ホームで1-1という結果はそれほど悪くないのだが、いかんせん「勝てた」だけに、後味の良くない試合となってしまった。
今季セリエAで最少失点を誇るナポリは決して弱いチームではない。カリドゥ・クリバリ、ロレンツォ・インシーニェ、ヴィクター・オシムヘンなどタレントが揃っており、指揮官も経験豊富なルチアーノ・スパレッティと、むしろ実力十分な集団である。
しかし、この日のバルセロナはあまりにもパフォーマンスレベルが高く、そのナポリすら小さく見えたのが事実だった。90分間でホームチームが放ったシュート数は実に21本で、被シュート数はたったの4本。これだけでも、いかに彼らがゲームを支配していたかがわかるだろう。
では、なぜこれほど圧倒しながら、バルセロナはナポリに勝ち切れなかったのだろうか。