MF:汰木康也(背番号16)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年7月3日(26歳)
前所属:浦和レッズ
2021リーグ戦成績:31試合4得点4アシスト
横浜F・マリノスの育成組織から輩出されたドリブラーは、J2から地道に実績を積み上げてヴィッセル神戸にたどり着いた。プロ8年目だった2021年は、激しい定位置争いに晒されながらキャリアハイとなるリーグ戦4得点4アシストを記録。主に左サイドで輝いた。
J1では2年連続で30試合以上に出場し、その中で自らの武器が通用することも証明してきた。左サイドからカットインしてゴールに向かい、斜め45度からシュートを放つ形は十八番。そこは“ユルキゾーン”とも呼ばれる。
神戸の攻撃陣は代表クラスの実力者が揃うが、似たタイプの選手はいない。ACLの舞台でもキレキレのドリブルでチームを勝利に導き、クラブの悲願であるアジア制覇に貢献できるだろうか。新たな環境で大ブレイクの匂いが漂う。