FW:宮代大聖(背番号11)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年5月26日(21歳)
前所属:川崎フロンターレ
2021リーグ戦成績:32試合7得点2アシスト(徳島ヴォルティス)
U-12から川崎フロンターレの下部組織に在籍した宮代大聖は、中学3年時に飛び級でU-18でプレーした。各世代別代表にも選出され、2018年に行われたAFC U-19チャンピオンシップでは出場した4試合で4得点をマーク。その世代の最前線を走る同選手は、2018年4月にクラブ史上初となる高校3年生でのプロ契約を勝ち取った。
ゴール前では常に冷静だ。高いキープ力を活かして状況を把握し、そこから最適なプレーを選択することができる。バイタルエリアでパスを引き出すのも上手い宮代は、中盤でゲームメイクにも加わるなど、プレーの幅がかなり広い万能型アタッカーだ。
プロ契約を結んだ2018年は公式戦出場はなかったが、2019年に期限付きで加入したレノファ山口でJリーグデビュー。J2リーグ戦19試合に出場し、第34節のアビスパ福岡戦でプロ初ゴールをマークした。翌年には川崎Fに復帰したが、昨季は再び期限付き移籍。徳島ヴォルティスに加入し、J1の舞台でキャリアハイとなる7得点を決めた。そして今季はサガン鳥栖に期限付き移籍。着実に成長する宮代には、さらなる飛躍を期待したい。
【了】