MF:西川潤(背番号18)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年2月21日(19歳)
前所属:セレッソ大阪
2021リーグ戦成績:17試合0得点0アシスト
かつてバルセロナが注目した逸材、それが西川潤だ。桐光学園で頭角を現した同選手は、各世代別代表に選出。2018年に行われたAFC U-16チャンピオンシップでは日本の優勝に貢献し、同大会MVPを受賞した。そして翌年行われたFIFA U-17ワールドカップ2019では、欧州王者のU-17オランダ代表相手に1得点2アシストをマーク。抜群の存在感を見せ、世界中から注目を集めた。
久保建英に次ぐこの逸材は、どんな状況でも巧みにボールを扱える。さらにキープ力も高く、1人で時間を作り、鋭い戦術眼で相手の弱点を突く。チャンスメイク力に関して言えば、既にJリーグトップクラスの実力を持っているとみていいだろう。
ただ、非凡な能力を持ちながらも、高校卒業後の2020年に加入したセレッソ大阪ではあまり存在感を示せず。昨季もリーグ戦17試合に出場したが、先発は6試合に留まってしまった。そんな状態で迎えたオフシーズン、若きMFはサガン鳥栖への期限付き移籍を決断。このまま伸び悩まないためにも、新天地での爆発は不可欠だ。