サッカー南米代表 最新ニュース
【写真:Getty Images】
ブラジル代表を優勝に導いたアドリアーノ
ブラジル代表やインテルなどでFWとして活躍した“皇帝”アドリアーノ氏が、2月17日に40歳の誕生日を迎えた。国際サッカー連盟(FIFA)公式SNSでは全盛期のスーパーゴールを紹介して同氏を祝福している。
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圧倒的なフィジカルを活かしたスピードやシュート力などを武器に、特にセリエAの舞台で大暴れしたアドリアーノ。パルマやインテルなどでゴールを量産し、2000年代中盤には間違いなく世界最高クラスのストライカーの一人だった。
同時期にはブラジル代表でも欠かせない存在となり、2004年コパ・アメリカ(南米選手権)や2005年FIFAコンフェデレーションズカップで活躍。両大会で得点王とMVPに輝き、セレソンにタイトルをもたらした。
FIFAが振り返っているのはその2005年コンフェデレーションズカップ決勝でアルゼンチン代表から奪った2つのゴール。ロナウジーニョやカカーらとともに強力攻撃陣を構成したアドリアーノは、豪快なミドルと破壊的なヘディング弾の2発で南米の宿敵を粉砕した。
20代半ば以降は負傷や規律違反などのトラブルも相次ぎ、結果的にトップレベルで活躍できた時期はそれほど長いものとはならなかった。それでも全盛期に残したインパクトは、忘れ去られるにはあまりにも強烈なものだった。